#わた恋 の高橋一生さんにキュン死していたら、
電話が母の名前を読み上げ、現実に引き戻されました。
「いますぐ来て頂戴、大変なの」

わたしの残り少ないキュンを返せーーーっ。(´;ω;`)

母の家でわたしを待っていたのは、
母が大分の旧知から戴いた、冬のごあいさつ。
スカした木箱に入った今半とは違い、
今度は漢らしい発泡スチロール箱に入った、


鱧大量。
(※閲覧注意: 人によってはグロく見えるかもしれません)

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確かにこれは「大変」です。
わたしが持って帰ったのは2/3ほどなのですが、
独り暮らしの母にあの大量の鱧を、、、なぜw

東京では高級魚で、立派なお皿にちょこんとお行儀よく盛られて出てくるので、
鱧ってものはほんのちょっと食べるもの、的な誤解があるようですが、
鱧がザックザク獲れる大分の豊後水道沿いでは、
量の感覚がだいぶ違う模様。
大量過ぎて逆に、鱧に対する畏敬の念が感じられませんw

いただいた鱧は、頭以外全部入ったフルセット、
もみじおろしまで同梱してくださっていました。
こちらではかぼすは中々手に入らないので、
かぼすを絞った自家製ポン酢までついているのはありがたいです。

大分には今も知人が沢山いるので頂きものをする機会も多いのですが、
流石に鱧を頂くことは珍しいので、
全身の筋肉痛を押して、このわたくしが1時間もキッチンに立って、
今日は全力でていねいに、鱧づくしを製作いたしました。
メニューは、

① 湯引き
② 肝の煮つけ
③ 鱧ちり


です。


① 湯引き

は、大体全国共通で同じ作り方です。
お湯を沸かし、骨切りしてあるしゃぶしゃぶ用薄切りを投入、
きっかり1分で氷水に晒したら完成。
もみじおろしポン酢、梅肉ソース、または酢味噌でいただきます。
千切りのきゅうりとも相性が良いです。

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② 肝の煮つけ

鍋に醤油とみりんとお酒を適量入れ、沸騰させる。
臭みを取るためにネギ追加、
そこに肝を投入して、強火で一気に煮たら完成。

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③ 鱧ちり

これの作り方というか何もかもが、
ネットに上がっているモノとは違うのです。
大分のさらに一部地域の局地的な文化なのかもしれないのですが、
わたしがよく食べていた鱧ちりは、
京都の高級店など出される、お上品なのとはだいぶ違うんですよね。
喩えて言うなら、ふぐちりに似ていて、
骨切りした薄切りも入れることは入れるのですが、
メインは、ぶつ切りなのです。
(↓の写真で一番手前に写っているのがソレです)

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骨をオーブントースターでカリッと焼きます。
その骨と昆布で出汁を取って準備完了。
出汁に鱧のぶつ切りを投入、骨から外れやすくなるまで「炊」いたら、
ぷるっぷるの鱧ちりの完成です。
大きな骨も小さな骨もついていますので、食べるのには苦労しますが、
なりふり構わずむしゃぶりついてください。

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鱧を食べたら野菜を入れて食べ、野菜が終わったらまた鱧、
というように、交互に食べます。
薄切りはしゃぶしゃぶ感覚で、鍋に入れたら1分でさっさと食べます。

しかしなんと、わたくしとしたことが、
鱧にむしゃぶりつくのに夢中で、肝心のしゃぶしゃぶ写真を
撮るのを失念いたしました。不覚。

〆はもちろん、雑炊です。

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お腹いっぱい。大変おいしゅうございました。(*゚▽゚*)


<本日使用した食器>




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