【ていねいじゃないお料理】おせち料理は買うものです。 : ていねいに暮らせない

我が家ではおせち料理は元旦の夕食が初お目見えです。

ご記憶の方もいらっしゃるかもしれませんが、
今年のおせち料理は初めて、楽天で購入しました。
しかも、50%オフクーポンを使ってｗ
その時のエントリーはこちらです。

もう来たかっ。楽天お買い物マラソン
http://vuiguit.blog.jp/archives/8934392.html
（このブログを始めて2日目だった模様）

流石に全く未知のショップでおせちを買うチャレンジはできません。
かつて渋谷南口のランドマークだった東急プラザの地下食品売り場に
出店されていた頃、よく利用した鮮魚店、『魚耕』さんのものです。
渋谷の駅前で、朝水揚げされたばかりの頭のついたお魚が買えた、
貴重なお店でした。

ではもう一度、見本のお写真を貼っておきますね。

20161105_03a

そして届いたのがこちら。

ぐはっ、、、

このブログを始めるに当たって、
「レビューでは決してウソやおべんちゃらは書かない」
と誓ったので、魚耕さんホントすみません、正直に言います。
開けた瞬間「きゃーおいしそうっ」とは思わなかったです。
届いたままの状態でいきなり食べるのは無理です。
これは想定外、、、というか、
「おせちはふたを開けたらそのまま食べられる」
を理想とするわたくしにとっては、ほぼ唯一の、しかし小さくない、
残念ポイントでした。

見本写真のように美しく盛り付け直すには
汚センスすぎるわたしが生まれ変わる必要がありますが、
そんな時間はありません。
錯乱してお蔵入りしているお重箱を出してみて「違う、そうじゃない」、
10分ほど考えてやっとわたしでもできる方法を思いついたので、
一の重を残して一旦撤収、やり直しです。

その前に。
この後、お皿で埋まって見えなくなっちゃうのですが、
一応、テーブルセッティング的なものもしています。
先日個人輸入したチルウィッチのテーブルランナーに、
手持ちのチルウィッチのダリアを合わせました。

chilewich ( チルウィッチ ) テーブルランナー
LATTICE ( ラティス ) シルバー

chilewich ( チルウィッチ ) ランチョンマット　ダリア
PRESSED DAHLIA ( プレスドダリア ) 　ガンメタル

飲み物はワインです。
しかし、ワインを開けるのはわたしではありません。
不器用過ぎて５回に４回は失敗するので、
諦めて便利グッズに頼っています。

こちらの機械がぎゅいーんと開けてくれます。
左手でボトルをしっかり持ってコレをコルクに押し当てボタンを押すだけ、
5秒もかからずにキレイにコルクが抜けます。
絶対失敗しません。
先日10年酷使された初代がついに息絶え、これ、2台目。(´・ω・｀)

ワインは白、シャブリのジャン・ラフィット。
カルディで買ったまま忘れていたのを開けました。
安いワインですが、辛口でお魚には合うはず。そのはず。

iittala イッタラ Essence(エッセンス）ホワイトワイン 330ml

では改めまして、おせちです。
一品ずつパックになっているお料理を、
お揃いのガラスのお皿にどちゃっと移して並べてみました。

「おせち」感はだいぶ薄まりましたが、
見渡す限りの海の幸三昧です。うっひょー。＼(＾o＾)／

子持ちの海老と蟹は、さっと湯通しして温め直したら、
出来たてのお味が再現できました。

手前のカニの甲羅はなんだろなー、
と注文した時からワクテカしていたのですが、
レンチンで完成の「カニのおこわ」でした。
これ3つくらい連続で食べられそうなくらい美味しかったです。
カニのおこわが乗っているのは、そうです、
先日、ACTUSのセールでゲットした、白山陶器のKIKKOUです。
予想通り、ちょっと青みがかった白が美しい器でした。

冷静に点検してみたら、蒲鉾とか伊達巻きとか、煮物、オードブル系など、
いわゆる「おせち」のレギュラーメンバーは、
実に潔く省略されていました。
これで良いのです。
まさに「お魚屋さんのおせち」そのものでした。

「届いたまま状態では食べられない」
のも、お料理をじっくり見れば納得です。
お重に詰めるには水分が多いんですよね、お魚だけに。
味も匂いも移ってしまうでしょうから、
一品ずつパックした方が美味しいまま届けられる、と、
わたしも思います。

お子さんのいらっしゃるご家庭では難しいかもしれませんが、
お魚好きの大人だけで楽しむおせちとしてはパーフェクトでした。

大変おいしゅうございました。(*ﾟ▽ﾟ*)

<本日使用した食器>